相続は「争族」

 未亡人になった知人の奥様から相談の電話。 「小巻さん、主人が亡くなって1年経ったけど、家の名義変更をしてないの。子供は息子一人だけだし、嫁もいい子だから、この際息子の名義に変更しようと思うけど大丈夫だよね?」 それから数日後、再び電話。 「そう思ったけど、近所の奥さんと話してたら、『万が一、一人息子に先立たれたら、その家は嫁さんのものになるのよ。あなたの面倒は誰が見てくれるの?その保証はあるの?』なんて言われて、それもそうだわ。やっぱり私一人の名義にしておくね?」 それからさらに数日後、再び電話。 「あのね、息子が言うにはね、嫁が『あなたにも半分の権利があるんでしょ?』って言うんですって。だから・・・」 自慢の一人息子とその嫁、あれだけ仲が良かったはずなのに、居住用財産の名義変更だけでも、微妙な影を落とすんですね。

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