「食あれば楽あり」

 毎週楽しみにしているコラムがある。 日経の夕刊に毎週木曜日に連載される「食あれば楽あり」だ。 東京農業大学教授の小泉武夫が書いておられる。 毎週一品を氏独特の表現で紹介している。 今週のお題は「佃煮」。 ちなみに表現はこんな具合だ。 浅草で買った「若煮鰹の佃煮」について、「瞬時に鼻腔から磯の香りを含んだ新鮮な海苔の香りが抜けてきて、口の中では熱いご飯から上品な甘みが『ピルルピルル』と湧きだす」 「そこを、海苔の佃煮の濃厚なうま味と匂いが『ヌラリトロリ』と包みこむのでたまりません。」 下手な料理番組よりも、氏の文章のほうが想像力をかき立てて、本当においしそうに感じるのだ。 ぜひとも単行本で発行していただきたいと願っている。

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