両手仲介のこと

今日、大阪で開催された不動産のセミナーに参加しました。
不動産仲介業というのは実に不可解な業種です。
なぜなら、不動産という高価な売買をするにもかかわらず、売り手と買い手の両方を同じ仲介業者が担うことができる、おそらく唯一の業種でしょう。
たとえて言うなら、民事裁判で原告と被告の両方に同じ弁護士が付くようなものですね。
このようなケースを相方代理と言い、利益相反行為と言います。
不動産取引は当然ながら、売り手の買い手の利益は相反するものであり、本来は仲介業者が別々でないとおかしいはずです。
でも、認められてるんですね、不動産業界だけは。
これを既得権益と言い、昔からの古い慣習が尊重されています。
業界団体もこの既得権益を守りための団体になっています。
でもおかしくありませんか?
本来は消費者保護が第一に尊重されるべきであり、売り手と買い手の権利を守るために、それぞれの仲介業者が切磋琢磨し、その報酬として仲介手数料を受け取るべきです。
いま疑問に思っていることを、今日のセミナーで再確認し、いずれはぼくの思う方向に進めなければならないと実感しました。
この問題は実に根が深いので、おいおいと続編を書いていこうと思っています。

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